自作突き井戸再掘削

2013年3月 ** 地表から8.5mでも冬の渇水期に水が枯れたので井戸穴の再掘削を試みる
10m付近では大きな玉石が有るらしく40ミリ鉄管が曲がってしまう。

井戸穴に落ちた玉石の取出しページへ

2か月の奮闘も空しくお手上げ、プロに頼んで大型機械での井戸掘りをする

深さ1.7m、1.5×1.2のポンプ室、再掘削でポンプなどは撤去してスペースを確保
光ってるステンレス蓋の下に100ミリ塩ビケーシング。
引き抜いた7.3m40ミリ鉄管を支柱に使い、上の方に滑車を取り付け掘る道具の昇降に使う。
先ず地表まで井戸穴を水で満たし泥などポンプで排出する。 吸い上げた小石がポンプに入るとポンプが故障するので、石油ポリタンクを使いエンジンポンプ用大型ろ過器を作る。
吸い上げ前にタンクを水で満タンにする。
水の出口にはストレーナーを付け石の流出を防ぐ。
軽い泥などほぼ回収し役目を終える、8m下からの吸い上げでタンクはベシャンコに潰れ容量は半分以下になる。
ほぼ水流で上がる物は回収した。
スパイラル穴掘り器を買い柄の部分で半分に切り、ビニールハウス用鉄管で10mに延長。
粘土などの粘り気のある土は掘る事が出来るが、穴底の砂利層では引き上げ前に横から落ちてしまい掘削は出来ない。

そこで考案したスパイラス用受けケース、混合ガソリン缶の底をくり抜きこのように被せる、口がスパイラルのシャフトにピッタリで、掘る時は上に浮き引き揚げる時に下に落ちて刃の部分を覆い、刃の中に入った小石など落ちるのを防ぐ。
ケースを付けたスパイラルで掘り出した砂利と直径5センチの小石。 缶に覆われスパイラルから落ちないで上がって来た。
大きな石だけを選別してみた、大きな石は5センチで、スパイラルのらせん巾が5センチくらい
1センチくらいの小石が一日で18Lバケツ半分、以前穴埋めに入れた軽石が殆んどで入れたのが失敗、集水パイプの引き抜きを考え穴は掘ったままにすべき。
混合エンジン用ガソリン缶で穴掘り器を作る、小石などの引き上げ用。直径75ミリ。 100ミリのケーシングに入れるにはちょうど良い感じ
VP25塩ビ管2本で8mの長さにし、井戸穴の中に下して右方向に回し隙間から石を缶に入れ引き上げて回収、思いの外小石の引き上げに威力を発揮する。

少し使ってみたら刃部分が薄く弱いので二つ折りにしてみたが

口金はそのまま利用し25ミリ塩ビ管を温めてキャップをはめる。最後にタッピングネジで固定
ネジで取り外し可能のように作る。VP25を使い掘るが、一度に掘れるのは少ない、底の刃の形状と強度が問題、改良の余地あり。
40×25の径違い白鉄ソケットを使い石の取出し金具を作る、爪の部分が長すぎて石が挟まらないので、10センチくらいに切る。
井戸穴から10センチの石の取りだしに成功、この石が穴の中央にありスパイラルが入っていかなかった。
感触ではまだこのくらいの石がありそう、何も見えない穴の底での事、試行錯誤と忍耐勝負。

2か月の奮闘も空しく玉石層を突破できず、井戸屋さんにボーリング掘りを頼む