実車に合わせる為15V3AのACアダプターを買う、3Vの違いが放熱では大きな違いで現れる。室内でも実車と同じ環境で試験しなければ。
自作CDIと比べる為純正のTORYーCDI7を組み立てる、自作CDIに比べ卓上試験で放電の音と火花は極端に小さい、点火信号周波数を上げて行くと7000回転付近で放電が無くなる、しかし点火電圧は30V出てる(後日実車では最低150Vが必要と分る)、ダイオードをファーストリカバリーに交換すると放電はするはず、もっとも実車では有り得ないのでそのままに。
28日今朝純正CDIを実車試験、気温0度、セルを回すがエンジン掛からず、自作CDIに交換するとエンジンが掛かる、やはり能力が低い、温まってからはCDI7でもエンジンが掛かる、一応スパークプラグギャップを1ミリに戻し明朝始動性の再実験。
自作2系列CDI卓上試験でクールファン無しで実験、2系列放電4500回転40分経過で2SC2625放熱板温度110度を超え測定不能、プラスチックの洗濯バサミが溶ける温度、トランジスタを壊すといけないので中止。出力電圧は最初DC350Vが30Vに低下。それでも放電してる。自然放熱でいかに低く抑えるか工夫の必要あり。ヒートシンクで30度に収まる
規格表を調べると25度で80W、50度63W、75度49W、100度32W、150度でパワー0とある、100度ではまだ30Wの出力、因みに2SC3571では25度で30W、50度24W、80度で15W、100度で12.5W、150度0W
午後から基盤より一回り大きケースに(120×75×60)組み込む、ケース穴開けを慎重にして16時組み込み完成。
早速連続試験、4500回転で2時間、ケース温度は50度以上でトランジスタは触れない温度、トランスも60度ぐらいありそう、トランジスタは持ちそうだがトランスが問題、やはり強制冷却が必要な雰囲気。
思い立ったら止まらない性格、パソコンのCUP冷却ファンを外し付ける事にする、5センチ角のファンに合わせケースの排気用穴開け、TRとトランスを挟み反対側に吸気用の穴を開け、吸い込まれた空気が直接トランスとTRを冷やす。20時から4500回転1時間連続運転でもケースは冷たい、効果大である。水濡れ厳禁の印でも書かなければ。
電源用ACアダプターが届く、15Vはバッテリー用、5Vは点火信号用、電源を分離した事で点火信号のふら付きが無くなり安定した放電になった。1Ω10Wの抵抗を電源に入れ電流を計算すると、最低700回転で1A、最高13000回転で3Aが流れる、消費電力は9Wにもなる、大出力のトランジスタを使えば仕方がないか、こんなに大きな出力は必要か疑問。
2IGコイル用CDIの完成トランスを巻いてから3ヶ月、漸く納得の2ロータRE用CDIが出来上がった。
miyaharaSP-CDIとでも呼ぼうか?
自作RE用CDIの放熱用CPU流用ファンが壊れた、中古であったゆえか??。数あるCPUファンから放熱効果の高いのを選び、トランジスタ取り付け部分のアルミケースにヒートシンクを取り付けファン無しで自然放熱を試す。4500回転1時間でヒートシンク温度は40度で止まってる、放熱効果の高いCPU用ヒートシンクは効果がある。ケース内の発振トランスの温度が40度。トランスの温度上昇に伴いトランスの能力ダウンでトランジスタの発熱も上がる悪循環になる、トランスの温度上昇を抑える事が必要。
発振周波数が47kHzの設定では出力高すぎる気がする、30000回転まで放電可能だったがそんな必要は無いので、発熱の関係を考慮して8000回転を上限として、発振周波数を下げて出力も下げる、ベース抵抗220Ωで47kHZ、それを1kΩにし約15KHzにする、無負荷ではサイリスタのアノード電圧が500V、消費電流0.25A、700回転でアノード260V、0.5Aと7000回転でアノード30Vで放電は強く電流は2Aとなった、ヒートシンク無しでクールファンでTRを直接冷やしながらの計測。これ位で充分な気がする。
2月3日、純正CDI7での朝の起動試験終了、今朝はマイナス5.6度でもエンジンは通常始動。
CDIを自作トランス、2.7μFセットに付け替えマイナス4度での試験、エンジン始動1分後チョークを全部戻すとエンスト、以前は戻してもエンストは無かった、CDI7使用でプラグギャップ0.8ミリにしてたのが合わないようだ、以前の最大値1.3ミリにセットを直すすと、チョークを戻してもエンストは無くアイドリングが続く。やはり環境に合ったそれなりの調整は必要だと実感
miyaharaSP-CDI用ファンを、PCショップから4センチ角の冷却用ファン(998円)を買い交換、出力を落とした状態でケースに正式組み込む。
夕方、回転数6000回転で6時間の連続試験が終了、ファンの吸い込み温度17度、排出温度37度、20度の温度上昇。
消費電流は2.5A。4センチファンの能力が室内実験では低すぎたようだ、真夏を考え5センチファンに交換。
最高の回転数で試験してある一定時間経つと出力が低下する、トランスの発熱による出力ダウンと分る、温度が50度ぐらいになると低下する、以前からの課題、トランス放熱対策を考えなければ、トランジスタをいくら冷やしても効果出ない。
CDIケースの冷却空気の流れを考える、試験用に厚紙でダクトを作る、ファンで排出された空気はまだそれほど暑くは無いので、ダクトでトランジスタ冷却用ヒートシンクへ送り込み冷却に使い排出、これが思ったより効果がある、8000回転30分でも出力ダウンが無い、因みに吸入空気17度、排出空気温度37度。
回転数3000回転ではファン冷却効果でケースやヒートシンクは冷たい、ファンもある温度以上で駆動するようにすればベストだが、もっとも100ミリアンペアーでは大した影響も無いか。
2/5朝6時室温10度でCDI放電試験開始、コンデンサ電圧120Vを維持の回転数とする。10000回転でも余裕、排気温度30度に上昇、回転数を9000に落とす、34度に、8600に落とす、38度7200に落とす、30分で排熱28度の上昇で上限回転数が2800回転の下降、この数字は偶然??。これ以上は温度上昇は無く7000回転を維持。
帰宅後CDIの蓋を外してヒートシンクにファンを直付け、2SC2625のみを冷やす、9000回転30分でも出力ダウン無し、トランジスタの発熱が出力ダウンの一番の原因と実感。しかし発振トランスは67度まで上昇するが、出力ダウンの原因にはならなかった、先日はトランスの発熱による出力ダウンと思ったが、トランジスタの放熱が足りなかったようだ、しかしビニール絶縁テープが解けそう、やはり放熱対策が必要。
4500回転の連続走行では自然通気放熱でもよさそう。
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